営業をする上で大事なことは、自分を好きになってもらう努力をすること。

以前はテニススクールのコーチとして勤務していました。お子様からご年配の方まで、楽しく上達をサポートするため、個々のニーズに合わせたコミュニケーションと指導を心掛けていました。この経験を活かし、営業職への転職を決意しました。
日研に入社を決めた理由は、生活に身近なスーパーなどの小売店がお客様なので効果を実感しやすい点と、自社でオリジナルの製品を開発できる環境に魅力を感じたからです。

売り場づくりの提案営業をしています。
お客様から課題や要望をヒアリングし、売り場の提案から納品まで行います。南九州エリアを担当しており、既存のお客様にサービスを提供しながら、新規のお客様に対しても積極的にアプローチしています。新規営業の際は、仕事のことだけではなく、お客様の話をじっくり聞いたり世間話を交えることで自分を好きになってもらうように努力します。そうした自然な会話の流れから、お客様の悩みや課題をキャッチし、解決方法を提案しています。

お客様の本部と店舗、双方からヒアリングをしたことにより、本部と店舗の間にギャップがあることに気づきました。本部は販売促進のためにPOPの量を増やすよう指示していましたが、店舗ではPOPを作成するラミネート作業に1枚あたり1分以上かかるため、これが負担となって増やすことができていませんでした。
そこで、店舗の改装で関係者が一堂に集まるタイミングで、POP用のカードケースを提案しました。カードケースを使用すれば紙をケースに入れてボタンを留めるだけで済み、さまざまなPOPに流用することが可能です。提案が受け入れられ、大幅な時間短縮が実現しました。その後、既存の全店舗にカードケースが導入されました。本部と店舗の橋渡しができ、喜んでいただけてとても嬉しかったです。

お客様の悩みや課題解決を繰り返して経験を積み重ねることで、０から自分のアイデアでオリジナルで製品を考えて、日研の人気商品を生み出したいです。